1分でできる簡単なピアスのお手入れ方法!ケアする最適なタイミングとは
ピアスの汚れや耳のピアスホールの汚れが気になることはありませんか?
ピアスの汚れを放っておくと、ピアスの劣化を早めてしまったり、不衛生な状態から炎症を引き起こしてしまったりする可能性もあるため注意が必要です。
ただ、日常でなかなかお手入れの時間をとれない方も多いはず。そこで、この記事では、1分でできる簡単なピアスのお手入れ方法をご紹介します!
正しいケア方法さえ知っていれば、ピアスのお手入れは難しくありません。耳のピアスホールのお手入れ方法もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.注意!ピアスの汚れを放置すると……
ピアスの汚れの原因としては、皮脂だけでなく、ヘアスプレーやワックス、日焼け止めやファンデーションなどが考えられます。こうした汚れをそのままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、ピアスが変色してしまうことも。
また傷や汚れによってピアスホールに炎症がおこり、膿や傷みがでる可能性もあるため注意しましょう。
お気に入りのピアスを長く大切に使うためにも、こまめなお手入れが大切です。
【赤みやかゆみが気になる方はアレルギーに注意!】
なお、もしもピアスホールの赤みやかゆみが気になるようであれば、汚れ以外にも金属アレルギーの可能性もあるため注意しましょう。
ピアスによる金属アレルギーの症状としては、赤み、かゆみ、水ぶくれなどがあげられます。
症状の原因が金属アレルギーの場合、ピアスをお手入れしてもかゆみはおさまりません。アレルギー対応のピアスなどに買い替えを検討してください。
2.1分でできるピアスの簡単お手入れ方法
それでは、誰でも簡単にできるピアスのお手入れ方法を解説します。ピアスを常につけっぱなしにしている方も、1か月に1度は外して拭き取りをすると清潔に保つことができますよ。
以下は、ピアスをしっかりきれいにしたいときのお手入れに必要なアイテムです。
<ピアスのお手入れに必要な道具>
- ティッシュ
- 中性洗剤
- 歯ブラシ
- 消毒エタノール
- タオル
こちらの道具を使ったお手入れ方法について、以下に簡単3ステップでご紹介していきます。
※本章では主にファッションピアス(耳たぶに付けるタイプのピアス)のお手入れ方法について解説しています。ピアスの種類・素材ごとのお手入れ方法を知りたい方は、次章「3.ピアスの素材別お手入れ方法」をご覧ください。
2-1.ピアスのお手入れ【ステップ1】汚れをふき取る
まずはピアスについた汚れをティッシュで拭き取りましょう。このひと手間を習慣にできるとピアスのもちが変わってきます。
※なお、時間がない方は、ピアスを外す際にティッシュや柔らかい布などで汚れを拭き取ってから収納するだけでもOKです。日々のちょっとした習慣だけでも、ピアスを長持ちさせられます。
2-2.ピアスのお手入れ【ステップ2】中性洗剤で汚れを落とす
次に、中性洗剤を使って汚れを洗い落していきます。中性洗剤とは、いわゆる食器用洗剤です。酸性やアルカリの洗剤を使用すると変色の原因になるため注意してください。
中性洗剤はよく泡立て、指を使ってやさしく汚れを洗います。このとき、ぬるま湯を使うとより汚れが落ちやすくなります。
刻印やすき間の汚れが気になるときは、毛のやわらかい歯ブラシを使ってすきまを洗浄してください。
洗剤で洗い終わったら、タオルで水気を拭き取ります。水気が残ったまま収納するとサビや劣化の原因になるため注意しましょう。
2-3.ピアスのお手入れ【ステップ3】水をふき取り消毒
最後に除菌シートなどで全体を拭きます。ティッシュに除菌用エタノールをしみ込ませたものを使用してもOKです。
肌の弱い方は、別の消毒方法として煮沸消毒(80度以上のお湯で10分以上煮沸)か、殺菌消毒剤のベンザルコニウム塩化物(オスバン液など)に漬け置きするのもいいですよ。
3.ピアスの素材別お手入れ方法
ここまでにご紹介した方法は、一般的なファッションピアスに使われる合金やメッキ加工のピアスのお手入れ方法です。プチプラのピアスなどは先ほどのお手入れ方法で問題ないですが、素材によってはお手入れ方法が異なる場合もあります。
そこで、本章ではピアスに使われる素材ごとのお手入れ方法をご紹介します。
ピアスに使われる主な素材とお手入れ方法は以下のとおりです。
<ピアスの主な素材とお手入れ方法>
素材 | お手入れ方法 | NGお手入れ |
メッキ加工 | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) | 強くこすらない |
ステンレス | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) | |
アクリル・樹脂 | 拭き取りのみ | 煮沸・消毒NG |
チタン | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) | |
強化ガラス | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) | 煮沸注意 |
銀 | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) 黒ずみ対策:重曹₊熱湯 | |
金・プラチナ | 拭き取り、中性洗剤で洗浄、消毒(煮沸、エタノール、オスバン液等に漬け置き) | 強くこすらない |
ピアスの種類ごとの主な素材は以下をご参照ください。
<ピアスの種類と主な素材>
素材 | ピアスの種類 主な素材 |
ファッションピアス | プチプラではメッキ加工が多い |
ボディピアス | ステンレス、チタン、アクリル樹脂などが多い |
透明ピアス | 樹脂、アクリル、強化ガラス |
ファーストピアス | チタン、ステンレス、強化ガラス |
なお、ピアスの素材に金・銀・プラチナなどの貴金属を使用している場合、刻印が入っていることがほとんどですので、確認してみてください。貴金属の場合、素材ごとに専用の磨きクロスが販売されています。
3-1.メッキ加工
プチプラで購入できるような一般的なファッションピアス・スタッドピアスに使用されている素材は、メッキ加工であることがほとんどです。
メッキ加工とは、金属やプラスチックといった素材の表面に金属の膜を付着させる加工方法です。
メッキ加工は自由なデザインに加工できる半面、内側の金蔵にはアレルギーが出やすい成分が含まれていることが多く、剥がれやサビにも注意が必要です。
お手入れ方法としては2章でご紹介した方法で問題ありませんが、メッキが剥がれたものは直すことができません。そのため、お手入れの際は研磨剤などで強くこすらないよう注意しましょう。
3-2.ステンレス
最近では金属アレルギーに強い素材として、サージカルステンレス(医療用ステンレス)と呼ばれる素材も多く使われています。刻印がある場合には、s/sと記載されます。
主にボディピアスなどの体につけっぱなしにするピアスによく使われる素材です。下地として丈夫なステンレスを使用し、表面に金メッキやピンクゴールドメッキなどを施したピアスも多く見受けられます。
ステンレスは汚れが付きにくく変色もしにくいため、簡単なお手入れで長く使用できます。ステンレス自体は水洗いだけで簡単に汚れが落ちますが、メッキ加工の場合は強くこすらないよう注意が必要です。
3-3.アクリル・樹脂
アクリル・樹脂製のピアスは、やわらかく透明感があるのが特徴です。一般的に100均などで売られている透明ピアスは、ほとんどが樹脂製になります。
アクリル・樹脂素材はやわらかい半面、雑菌が繁殖しやすい点には注意が必要です。また消毒用エタノールを使用するとざらつきや変色を起こすため注意してください。熱にも弱く、煮沸消毒は溶ける可能性があります。
アクリル・樹脂製のピアスの場合、消毒はせず、拭き取りだけのほうが長持ちします。つけっぱなしにせず、こまめに汚れを拭き取るようにしましょう。
3-4.チタン
アレルギーがでにくいチタン素材は、ボディピアスなどによく使用されています。アレルギー対応のピアスも、チタン製が多くなっています。またピアスの色付け加工にもチタンの被膜がよく使用されます。
お手入れは基本的に柔らかい布で拭くだけでOKですが、汚れが気になる場合は中性洗剤や歯ブラシで優しく洗い流しましょう。
3-5.強化ガラス(透明ピアス)
強化ガラスは、主に透明ピアスの素材などに使用されます。アクリル・樹脂と比べて雑菌は繁殖しにくく、基本的には拭き取りのみでOKです。
消毒液の使用は問題ありませんが、ガラス製品は熱湯から急激に冷やすと割れる可能性があるため、煮沸消毒は避けたほうがいいでしょう。
3-6.銀
銀のお手入れも、2章でご紹介した方法で大丈夫です。
ただし、銀は空気中の硫化水素に反応して黒ずむ性質があり、黒ずみをきれいにしたい場合には別のお手入れが必要です。
簡単な方法としては、重曹+熱湯がおすすめです。耐熱容器に重曹とシルバーピアスを入れ、熱湯を注いで冷めるまで放置すれば、簡単に黒ずみがきれいになりますよ。
また、シルバー専用の磨きクロスや洗浄液も販売されています。
3-7.金・プラチナ
金やプラチナのお手入れは、柔らかい布で拭くのが基本。汚れが気になるときは中性洗剤や歯ブラシを使用して優しく洗い流してください。
金専用クロスやメガネクロスなどを使用すると汚れが目立ちにくくなります。
4.ピアスを長持ちさせる保管方法
せっかくきれいにしたピアス、長持ちさせるためには保管方法も大切です。ピアスをまとめてごちゃっと収納してしまうと、出し入れの際にこすれて傷がつきやすくなり、そこからサビや傷みが発生しやすくなります。
ピアスを保管する際は、小分けに収納できるケースにピアスが重ならないように収納するといいでしょう。またピアスホールに引っかけるタイプのピアスであれば、引っかけた状態で飾っておけるピアススタンドを使用するのもおしゃれです。
アクセサリー専用ケースのほか、100均でも購入できるピルケースなどを使用すると、お金をかけずにすっきり収納できますよ。
4-1.おすすめのピアス専用ケース2選
以下に、おすすめのかわいいピアスケースを2つご紹介します。見た目にもこだわってケースを選べば、ピアスを選ぶたびに気分を上げてくれますよ。
【マカロンアクセサリーケース】
【スクエアマルチケース】
5.ピアスホールのお手入れ方法
ピアスをしていると、ピアスホールの匂いや汚れが気になる方もいるかと思います。
ピアスホールのお手入れの際は、お風呂のときにボディソープなどをピアスホールに乗せ、優しくもみ洗いする程度で大丈夫です。
匂いがあると消毒が必要なのではと思うかもしれませんが、基本的には消毒は必要ありません。特に、傷がある場合の消毒液の使用は注意しましょう。
市販の傷用消毒液は、皮膚に刺激を与える場合もあり、ピアスホールへの使用は推奨されていません。傷口に刺激が加わると、かえって傷が悪化してしまう可能性があります。
傷がある場合は刺激を避けるために水洗いをし、まずは毎日のお風呂やシャワーで清潔を保つことを心がけましょう。
5-1.ファーストピアスは装着したままでOK
ファーストピアスの場合、ピアスホールが安定するまでは動かさずに装着したままでよいとされています。皮膚科のHPなどでも、ファーストピアスを装着する期間は消毒を控えるように注意が記載されています。
穴をあけてから6~8週ほどたつとピアスホールが安定してくるので、傷みがなくなったらファーストピアスを外してピアスホールを優しく水洗いしましょう。ピアスも再度使用する場合には、このタイミングで洗浄と消毒を行なってくださいね。
まとめ
お気に入りのピアスを長持ちさせるためには、定期的なお手入れと毎日のケアが大切です。ケースにはなるべく小分けに収納し、サビや汚れがつかないように注意しましょう。
ピアスホールは毎日のお風呂で優しく洗ってあげてくださいね。
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