ピアスを楽しみたい方にとって、悩みの種となるのが金属アレルギーの問題です。初めてピアッシングに挑戦した際、皮膚のかゆみや赤みが発生して、ピアスを外すことになってしまった方もいるのではないでしょうか。
しかし、金属アレルギーを発症したからといって、ピアス着用をすぐに諦める必要はありません。今回は金属アレルギーになる仕組み、効果的なアレルギー対策について解説します。
1.金属アレルギーとは?
金属アレルギーとは、金属と皮膚が触れ合うことで発生するアレルギー性の接触皮膚炎のことです。金属が汗や体液と反応して体内に入り込むと、それに対して過剰な免疫反応が起き、かゆみや炎症などの症状が表れます。
金属アレルギーが起きやすいアイテムとしては、金属製のピアスやネックレス、指輪、腕時計、ベルトの金具などが挙げられます。
なお、金属アレルギーの症状はさまざまで、誰にでも表れるわけではありません。反応する金属の種類、発症のタイミングにも個人差があります。
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2.金属アレルギーの対策6選
ここからは金属アレルギーの対策として、6つの方法を紹介します。
2-1.金属アレルギーの対策(1)金属アレルギー対応のピアスを選ぶ
ピアスの素材として使用される金属のなかには、金属アレルギーになりやすいもの、なりにくいものが存在します。例えば、ニッケル・パラジウム・クロム・コバルトのような素材は、アレルゲンになりやすいため注意が必要です。
金属アレルギーの対策としては、アレルゲンになりやすい素材を避け、金属アレルギーに対応したピアスを選ぶのがよいでしょう。
金属アレルギーになりにくい人気のピアス素材として、サージカルステンレス・チタン・樹脂の3種類があります。このなかでも、サージカルステンレスは価格と品質のバランスが取れており、特に優秀です。
【サージカルステンレスのメリット】
- 錆びや腐食に強い
- 変色しにくい
- 硬度が高く耐久性に優れている
- 熱に強い
- お手入れが楽
- 価格が安い
金属アレルギー対応のピアスについては、以下のラインナップをチェックしてみてください。
【【金属アレルギー対応 316L】ドロッププチステンレスフープピアス】
【【金属アレルギー対応 316L】手書きハートラインステンレスピアス】
【【金属アレルギー対応 316L】2wayハートステンレスフープピアス】
【【16G】アンティークフラワーストレートバーベルボディピアス】
【スウィングパールチタンリボンピアス】
【シンプルストーン樹脂ピアスセット】
2-2.金属アレルギーの対策(2)ピアスを着ける時間を短くする
金属アレルギーのリスクを下げるため、金属製のピアスの着けっぱなしをなるべく避けましょう。ただし、長時間外しているとピアスホールが塞がってしまうので、自宅では非金属のピアスに交換するなどの対策が必要です。
特にファーストピアスの場合は、ピアスホールが安定するまで同じピアスを着けっぱなしにするのが基本です。無理に着け外しをすると、ピアスホールが傷ついて安定までさらに時間がかかってしまいます。
ファーストピアスの期間中は、最初から金属アレルギー対応のピアスを着けておくのが望ましいでしょう。
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2-3.金属アレルギーの対策(3)汗や水濡れに注意する
ピアスが汗などで濡れると、金属が溶け出してアレルギー症状を引き起こしてしまいます。温泉やプールに入るとき、汗をかくときなど、ピアスが濡れるシーンでの着用は控えたほうがよいでしょう。
特に、ファーストピアスを着用する時期は注意が必要です。温泉やプールなどに行く時期と重ならないように、ピアッシングのタイミングを調整する必要があるでしょう。
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2-4.金属アレルギーの対策(4)ピアスを清潔な状態に保つ
汚れが溜まって雑菌が繁殖しないように、ピアスの洗浄をこまめに行ないましょう。入浴時に石鹸やボディソープを使って、ピアスとピアスホールの両方を優しく洗います。
ファーストピアスの期間中は、ピアスを着けたまま入浴することになるので特に注意が必要です。石鹸やボディソープをよく泡立てたら、その泡をピアスホールに乗せて優しくもみ洗いします。シャワーでよく洗い流したら、タオルでピアスとピアスホールの水気をふき取ってください。
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2-5.金属アレルギーの対策(5)ピアスカバーを装着する
お気に入りのピアスが金属アレルギー対応でなかったとき、ピアスカバーを装着するのも一つの方法です。ピアス軸に樹脂製のカバーを被せるタイプなら、多少ピアス軸は太くなりますが、金属が肌に触れることなくピアスを楽しめます。
また、金属アレルギー対応のアイテムのなかには、ピアス軸だけが金属アレルギー対応で、キャッチやモチーフは対応していないケースもあります。この場合は皮膚とキャッチとの間に、リング状の非金属性キャッチを挟み込むのも効果的です。
2-6.金属アレルギーの対策(6)コーティング剤を使用する
金属アレルギーの症状が出る方は、アクセサリーに使えるコーティング剤を試してみましょう。ピアスにコーティング剤を塗って乾かすことで、金属イオンが溶け出してアレルギー反応が出るのを防いでくれます。
「好きなデザインのピアスを着けたい」という方は、ぜひ一度試してみてください。
まとめ
肌が弱くて過去に金属アレルギーを発症した方でも、工夫次第でピアスを楽しむことができます。
最近は金属アレルギー対応のピアスも増えているので、きっと好みのデザインが見つかるはずです。「着けたいピアスがあるけれど、金属アレルギー非対応だった……」というときは、ピアスカバーやコーティング剤を使ってみましょう。
金属アレルギー対応のピアスをお探し中の方、コーティング剤を使ってみたい方は、LUPISのプチプラピアスをぜひお試しください。
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