初めてピアスに挑戦するとき、どの位置にピアスホールを開けるのか、ピアスを着用する際に何に気を付けるべきなのか、わからないことがたくさんあるでしょう。ピアスを開けたあとは、ファーストピアス・セカンドピアスと段階を踏んでいきますが、その違いを知らない方もいるかもしれません。
そこで今回は、ピアスを付ける位置の決め方や時期別の付け方、うまく付けられないときの対処法について解説します。
1.ピアスを付ける位置の決め方
ピアスを付ける位置で迷っているなら、以下で紹介する人気の位置(イヤーロブ、ヘリックス、トラガス)から試してみてはいかがでしょうか。
- イヤーロブ:耳たぶ部分のピアス。痛みが比較的少なめで初心者向き。
- ヘリックス:耳の上部、軟骨部分に開けるピアス。
- トラガス:耳たぶより前方にある、小さな軟骨部分。顔に近く目立ちやすい。
ピアス初心者は、他の部位よりも痛みが少なめのイヤーロブからチャレンジしてみましょう。よりピアスを目立たせたい方、ピアスの重ねづけを楽しみたい方は、イヤーロブに複数のピアスホールを開けることも可能です。
ただし、開ける位置が端に寄りすぎると、ピアスホールが裂けてしまうおそれがあるため注意が必要です。イヤーロブに開けるなら、下端から5mm以上離れた位置に開けることをおすすめします。
2.ファーストピアスの付け方
ファーストピアスとは、ピアスホールを開けた直後から使用するピアスのことです。
ピアスホールを安定させることが目的であるため、基本は付けっぱなしにしましょう。お風呂に入るときも寝るときも、ファーストピアスを付けたままで過ごします。
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また、ファーストピアスの期間中は、ピアスを外して入れ替えることができません。そのため、学校やオフィスでも付けっぱなしにできるような、シンプルで目立ちにくいピアスを選択しましょう。
3.セカンドピアスの付け方
セカンドピアスとは、ファーストピアスの次に付けるピアスのことです。ピアスホールにトラブルが起きないようにするため、セカンドピアスを使用します。
セカンドピアスは、1~2ヵ月程度は付けっぱなしにしましょう。ピアスホールの様子を見ながら、外す時間を少しずつ増やしていきます。
ピアスホールはまだまだ傷付きやすい状態ですので、無理に毎日外す必要はありません。ピアスホールが完成するまでの期間には個人差があるため、焦りは禁物です。
また、セカンドピアスを用意する際には、重めのピアスやヘッドが小さくて埋まりやすいピアスは避けましょう。
4.ピアスホールが完成してからのピアスの付け方
ピアスホールが完成したら、自分好みのピアスを付けてもOKです。ただし、大きくて重たいピアスはピアスホールに負担がかかるため、まずは小さめで軽いピアスから試すことをおすすめします。
また、ピアスホールに皮膚トラブルが起きていないか、こまめに確認するようにしましょう。ピアスホールのお手入れは、消毒までしなくても、石鹸やボディソープ、洗顔フォームなどを使用した方法でかまいません。
石鹸をよく泡立てたら、その泡でピアスホールを優しく洗いましょう。シャワーでよく洗い流したあとは、ピアスホールの水分をタオルで優しく丁寧に拭ってください。
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5.ピアスがうまく付けられないときの対処法
ピアスを付ける際には、力を込めて無理に入れないように注意しましょう。付けられないからといって、爪楊枝や安全ピンを使用するのもNGです。
また、ピアスを斜め方向から入れると、ピアスホールを傷付けてしまいます。そうならないよう、耳たぶを軽く引っ張りながら、真っ直ぐ差し込んでみましょう。
ピアスホールの表側から入らないときは、裏側から試しに差し込んでみてください。裏側から軽く差してみて、再度表側から差し込んでみると、すんなりと付けられることがあります。
ピアスホールに少量の軟膏(ワセリンなど)を塗って、滑りを良くする方法もおすすめです。ただし、軟膏を付けたままにしないこと、ピアスを外したらピアスとピアスホールの両方を洗浄することを心がけてください。
まとめ
ピアスを付ける位置で迷ったときは、イヤーロブ・ヘリックス・トラガスなど、定番の位置から選ぶといいでしょう。
また、ファーストピアスやセカンドピアスの時期は特に、ピアスホールを傷付けないよう細心の注意を払わなくてはなりません。シンプルで引っかかりの少ないピアスを付けっぱなしにして、ピアスホールの安定・完成を目指しましょう。
ピアスを上手に付けられないときは、今回紹介した対処法を試してみてください。ピアスの付け方のコツを知って、安心安全なピアスライフを満喫しましょう。
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