結婚式に呼ばれたら、できる限りのおしゃれをして出かけるのがマナーです。参列する際には、衣装だけでなくヘアアクセサリー選びにもこだわってください。
この記事では、結婚式にぴったりなヘアアクセサリーについてもご紹介。実際のアクセサリー選びの参考にしてみてください。また、当日後悔しないためにも、この記事ではヘアアクセサリーにまつわるマナーやNGアレンジにも触れていきます。結婚式当日を心から楽しめるように、事前に必要な知識を身につけておきましょう。
1.結婚式にふさわしいヘアアレンジ
服装やご祝儀など、結婚式にはさまざまなマナーがありますが、ヘアアクセサリーにもマナーがあります。
まず、大前提に花嫁より目立たないことが大切です。結婚式の主役は新郎新婦。とくに花嫁はもっとも注目される存在でなければいけません。ここからは、結婚式の装いとしてNGなものとOKなものについてご紹介します。
1-1.結婚式の髪型は、アップスタイルがエレガント
結婚式では、華やかな印象のヘアスタイルを選びたいもの。中でもアップスタイルはエレガントで、華やかな印象があるので結婚式にうってつけです。
ダウンスタイルも控えめな印象で素敵ですが、フォーマルの場では避けたほうがいいとされています。食事をする際に顔にかかりやすく、衛生的でない印象を受けるからです。
他にも、挨拶のお辞儀をするたびに髪が顔にかかり、印象がよくないという理由もあります。フォーマルの場ではダウンスタイルは避けたほうが無難です。
また、しばらくヘアカラーをしていない人は、メンテナンスをしておくことをおすすめします。生え際が黒くなるいわゆる「プリン」状態は、清潔感のない印象を与えるからです。
結婚式では、ゲストにもある程度の華やかな装いは求められますが、花嫁を超えてしまうほどの派手なヘアスタイルは避けるようにしましょう。
1-2.絶対にNG!結婚式ではつけられないヘアアクセサリーはこれ!
ヘアアクセサリーは上品に、控えめにすることがポイントです。ここからは、結婚式で避けるべきNGなヘアアクセサリーについて触れていきます。
まず、縁起が悪いとされているアクセサリーは、おめでたい結婚式の席では避ける必要があります。動物の殺生に関わる素材は縁起が悪いとされており、毛皮やファー、革製品は使わないことが大切です。
また、黒い色はお葬式などを想起させるため、縁起が悪いとされています。黒真珠などのアクセサリーも不適切と言われるので注意しましょう。
花モチーフをふんだんに使ったアクセサリーや、生花のアクセサリーは、花嫁の特権とも言えるモチーフですので避ける必要があります。
フォーマルな場では、カジュアルすぎるデザインも避けなければいけません。例えば、普段遣いのシュシュやバレッタはカジュアルな印象があるため避けるべきです。
もし、使用するのであれば、光沢のあるサテン素材やビジューが控えめにあしらわれたデザインを選びましょう。
その際に注意したいのは、華やかすぎる光り物は避けるということ。光を反射しやすい素材を使ってしまうと、集合写真などを撮影する際の妨げになったり、撮影したものにフレアが入ったりして台無しになることもあるからです。
最後に、アクセサリーを選ぶ際には季節感にも注意してください。夏は涼しげなレースやシフォン素材を、冬はぬくもりを感じるベロア素材を選びます。季節感がないもの、季節感が夏と冬で真逆のものを選ぶのは、フォーマルな装いとしては不適切です。注意しましょう。
2.結婚式にふさわしいヘアアクセサリー5選!
ここからは、結婚式にふさわしいおすすめのヘアアクセサリーをご紹介します。結婚式のアクセサリーは、NGを避け、華やかで派手すぎないものを選ぶのがポイントです。
もし、可能であれば、結婚式が開催される会場を下調べしておくこともいいでしょう。会場のムードに合わせてアクセサリーを使い分けるのです。
格式高いホテルや日本庭園があるような式場、荘厳な印象のチャペルでの挙式には、クラシカルで上品な印象のアクセサリーがうってつけ。一方、ガーデンウェディングやレストランウェディングなら、少しカジュアルな印象のアクセサリーを選んでもいいでしょう。
先にも触れたように、カメラのフラッシュに反射してしまうような素材は多用しないほうが無難です。しかし、ナイトウエディングであれば少々派手な装いも可能ですので、衣装に合わせてきらびやかなアクセサリーを選んでみてください。
ここからは、具体的におすすめのアクセサリーについてピックアップしていきます。
2-1.王道”パール”
パールはフォーマルアクセサリーの王道。定番中の定番で、選んで間違いのないアクセサリー素材です。光沢のある質感がドレスにも合わせやすく、ドレスデザインを選びません。
ヘアアクセサリーに使うなら、ピアスもセットで揃えておくとコーディネートしやすくなります。
ヘアピン
【パールスクリューヘアピン】
クリップ
【パールラインバナナクリップ】
2-2.ワンポイントで華やかな”コーム”
まとめた髪に刺すようにして使うコームは、まとめ髪のアクセントになります。落ち着きのあるシニヨンヘアを華やかにしてくれるアイテムです。クシ状のものだけでなく、かんざし状のものもあります。
【一粒パールU字コーム】
2-3.セットした髪にアクセント”バレッタ”
バレッタは髪を挟み込んでパチっと止めるだけのヘアアクセサリーです。まとめたヘアゴムを隠すのにも使います。髪が短い人でも使え、つけ毛等の接続部分を隠すのにも最適です。
【シフォンギャザーバレッタ】
【シフォンBIGリボンバレッタ】
2-4.かわいらしさを演出”リボン”
キュートな印象があるリボンは、大人っぽさの中にも可愛らしさを見出してくれるモチーフです。
サテン素材やベロア素材など、使用する素材によっても印象が変わり、長さ、大きさなどを変えるだけで色んな印象を与えられます。
【刺繍レースリボンパールヘアゴム】
【オーガンジーリボンバンスクリップ】
【エレガントリボンバナナクリップ】
2-5.ショートヘアーにピッタリなヘアアクセサリー
ヘアアレンジに困る人の多いショートヘアーの方も、アクセサリー選び次第でおしゃれにスタイリングできます。
例えば、カチューシャは髪の長さを選ばず身につけることができ、ショートヘアの強い味方。カジュアル過ぎない、エレガントな印象のカチューシャを選べば、ショートヘアでも簡単にアレンジできます。ただし、キラキラと光りすぎる素材はカメラのフラッシュなどを反射しやすいため注意が必要です。
ヘアクリップは前髪などをおさえるのにうってつけのアクセサリー。また、長いバングスをハーフアップのようにクリップで止めれば、フェミニンな印象も演出できます。
カチューシャ
【エレガントパールカチューシャ】
クリップ
【3連パールスリムバンスクリップ】
ヘアピン
【リッチパールヘアピン】
まとめ
結婚式は新郎新婦の門出を祝う儀式です。衣装だけでなく、ヘアアクセサリーにもこだわって、華やかなスタイリングで参列しましょう。
気をつけたいのは、花嫁以上に派手にしたり、きらびやかにするのはご法度だということです。ゴージャスな生花をあしらったり、大きな宝石を散りばめたりするのは控えましょう。また、殺生をイメージさせる毛皮やレザーは使わない等、結婚式ならではのマナーを守ることも大切です。
参列者には、結婚式を盛り上げる役割があります。会場によっては場違いになるコーディネートもあるため、招待状をもらったら、会場の雰囲気を調べておくことも必要です。ドレスにあったアクセサリーで結婚式をより楽しいものにしてみませんか?
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